人力ボカロの動画における口元の表現
こんにちは。私です。今回はちょっと細かい内容について書きますわよ。
近頃、YTPMVで、人力ボーカロイドが使われることが多いくなってきましたが、その動画を作るときに歌っているキャラの口元をどう表現するか、という記事です。
人力ボカロの動画での口元の表現にどんなものがあるか、思いつく限り並べてみました。
- 単にキャラクターの画像を乗せる
- キャラクターの画像をリズムに合わせて動かす
- 口の開・閉の画像を用意し、手動あるいは音量閾値によって切り替える
- Live2Dを使用して口を変形させる
- あ・い・う・え・お・んの画像を用意して歌詞に合わせて表示・変形させる
- 口元のアニメーションを描き使用する
この中で一番簡単に実装できるのは1番目の「単にキャラクターの画像を乗せる」です。画像を表示するだけですから当然ですね。
口元の表現なんて必要ない、ですとか、自分が労力を割くべき箇所はもっと他にある、と感じた場合はこれでいいと思います。
キャラクターをリズムに合わせて動かす、もちょっとノリノリスクリプトを使用すると非常に簡単に作ることができます。
口元のアニメーションを描き使用する方法は、絵に自信のある方は良いかもしれませんね。ただし、画像を用意できたとしても、Aviutl上で音源に合わせるのは結構面倒です。
Live2Dを使用して口を変形させる方法、ですが、これは正直言っておすすめできません。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm35331868 でその方法を使用していますが、非常に面倒でした。
まず第一にLive2Dモデルを作るのが面倒です。そしてLive2Dのモデルを使用してアニメーションを作るのもまた面倒です。
口が滑らかに動く表現ができるのはメリットですが、労力が大きすぎる。ということであまりオススメしません。
さて、この記事の本題です。
私が現時点でおすすめする方法は、「あ・い・う・え・お・んの画像を用意して歌詞に合わせて表示・変形させる」方法です。
このようにあ・い・う・え・おの形の口のイラストを用意します。
自分で描くか
とか
で検索して見つけましょう。
するべきことはごく簡単です。
歌っているキャラクターをGIMPなどのソフトで口を消し、Aviutl上で口の画像を重ね合わせます。
あとは拍子に合わせて歌詞の母音の通りに画像を切り替えていきます。
変形させる際は、「あ、お、う」の画像は縦に、「い、え」の画像は横に「リサイズ」を減速移動で変化させるといい感じになります。
この方法でボーカルの口を表現するとこんな感じになります。
— [ ま い ま い ] (@Maimai22016) November 16, 2019
かかる手間と見た目の良さのバランス的に、この方法が一番良いのでは無いのかな、と思います。
PSDToolKit、なるツールがあるそうなんですが、試してみた結果、人力ボカロの口パクにはあまり向いていないようだったのが残念ですね。
今回の記事は以上です。
良き音MADライフを。ノシ
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