(現時点は)無料で1TBの容量が使えるクラウドストレージ「TeraBox(旧名Dubox)」紹介 2/11追記
この記事は公開から2年経過しています。最新の情報とは異なる可能性があります。
皆様御機嫌よう。まいまいです。
久しぶりの更新記事はWebサービスの紹介です。
2021/2/11 リモートアップロードについて追記しました。
2021/4/13 なんかサービス名が変わってたのでタイトルだけ反映させました。本文変えるのは面倒なので適宜読み替えてください
皆さんはクラウドストレージを利用していますか?私はめっちゃ使ってます。
Google Drive、OneDrive、Dropbox等々色々なクラウドストレージがありますが、どれも無料で利用できる容量はかなり少なめに限られています。
つい先日も容量無制限を謳っていたGoogle フォトの画像保存サービスが大幅に使用可能容量を少なくすることが発表されました。悲しいことです。
今回紹介するWebサービスは、先に挙げたサービスとは段違いに多い1TBの保存容量を無料で使用できます。
これを聞いておお!と歓喜したあなた。残念ですがぬか喜びです。
今回紹介するクラウドストレージ「Dubox」は悪名高い(後述)Baiduの子会社であるPopin社が運営しています。
これを聞いてセキュリティー意識の高い方はがっかりしてブラウザバックするでしょうが、残りの方のために使い勝手等を紹介していきます。
この記事全体に渡る注記:現在Duboxはテスト版であり、今後仕様が変わる可能性は大いにあります。
トップページの「アカウントを作成」からアカウントを作ることが出来ます。
FacebookやGoogleと連携させてログインすることも出来るようですが、そんなことをする人間は現代インターネットに向いていません。(個人情報を保護したくないというのであれば別ですが。。。)
必要情報を記入し、送られてきたメールのリンクを開くと登録完了です。
ホーム画面はごく普通のストレージサービスですね。操作で迷うことはないと思います。
画面にファイルをドラッグ・アンド・ドロップするとアップロードが始まります。
適当なファイルをアップロードしてみましたが、速度も激遅ではなく普通に使えそうでした。
ダウンロードも同様に数MB/s出てました。インターネット情報だとDLクソ遅いって言われてるけどおかしいですねぇ?
必須機能であるファイルの共有も可能なようです。
エロや低俗などの不良情報伝播禁止。
ふふw
なぜかリンクと確認コードをコピーすると
こんな感じのテキストがコピーされます。なんだかなぁ…
共有リンクを無効にするメニューを見つけられなかったのでそれが少し不安ですね。
ちなみに共有リンクを開くとこんな画面(どこかで見たことがあるような…?)を経てファイルをDL出来ます。
利用できる容量は(表記上は)1TBです。
一つのファイルあたりの容量は4GBまでのようです。
今後有料プランなどで容量追加などの機能が増えていくのでしょう。多分。
ここから追記 2021/02/11
いつからかは知りませんが、リモートアップロードに対応したみたいです。ここらへんは百度雲を踏襲したんでしょうか?
ファイルのURLを追加してクラウド上にダウンロードするLink taskとトレントファイル(.torrent)を追加してクラウド上にダウンロードするBT taskの2つが追加されました。
Link taskについては単純明快。クラウドに保存したいファイルのURLを追加して
OKを押すとダウンロードが始まる。
速度は具体的にはわかりませんが、我が家の回線でアップロードするよりは早そうでした。十数MB/sってところかな?
……と、ここで問題発生。
記事編集中にリロードしたらリモートアップロードの項目が消えた。。。
えぇ…(困惑)
後日何回かリロードしてリモートアップロードについて追記します。。。
使用感はまぁまぁ、と言ったとこです。
このクラウドストレージ、めっちゃ良さそうに見えますが何が問題か。
問題は親会社のBaiduにあります。
Baiduは中国最大の検索エンジンを提供する会社で、中国国内で多くのインターネットサービスを展開しています。
スマートフォンのIMEで有名なSimejiもBaidu(の日本法人)が運営しています。
さて、Baiduが運営しているWebサービスの中に百度雲というクラウドストレージサービスがあるのですが、このクラウドストレージ、物凄い曲者でして…
百度雲は、かつて2TBもの(当時としては)膨大な保存容量を謳い、トレント対応等の様々な機能によって多くのユーザーを集めました。海賊版ファイルが数多くうpされ、無法地帯になりましたね。。。
昔は日本からでも登録することが可能だったため(現在は難しいです)、大きな保存容量に惹かれて登録した方も一定数居たかと思います。
ところがこの百度雲、ある日突然、無料ユーザーのダウンロードを大幅に制限し、課金なしに利用することがほぼ不可能になり、自分の保存したデータをダウンロードするために課金する必要がある、という状況になりました。
親会社がこれでは、このPopin社も同じようなことをするのでは…?という疑いを持たれるのも当然でしょう。
これ以外にも問題はあります。端的に言ってしまうと”中国企業である”ことが大いに問題です。
ここでいちいち取り上げたりしませんが、中国企業が中国本土に向けて何らかのデータを送信していた、傍受していた、といったニュースは以前から数多く報道されてきました。
Popin社は日本に籍を置く会社ではありますが、サーバーがおそらく香港にあり、親会社が中国企業である以上、中国の法律に則り何らかのデータを送っているのでは?という疑念からは逃れられません。
よって、機密性の高いファイルはアップロードしない、個人情報を含むファイルをアップロードしない、ファイルは暗号化 or パスワードを掛けるなどの自己防衛が必要になるでしょう。
その点にだけ気を付けていれば驚くべき容量のクラウドストレージを利用することが出来るわけですね。
最低限気をつけながらこの新しいサービスを活用していきましょう。v
私は自作音MADのPFのバックアップにでも使おうかな、と思っております。
色々書いてきましたがPopin社の人に怒られるんじゃないかと不安になってきた。。。何かありましたらCONTACTまで。
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